東洋建設は創業69年 岩国市・大竹市・和木町で、リフォーム・増改築を営む地域密着型の建設会社です 網戸の張替えから増改築まで、お家の事ならお任せください
岩国市のリフォームなら
東洋建設(株)
〒740-0012 山口県岩国市元町4丁目4-11
新築して30年以上経つと、家全体が古くなって汚れや傷が目立つし、直さなければいけない所が多く出てきます。例えば・・・
和式トイレやタイル張りの寒い浴室は健康に悪いし、掃除も大変で、時代遅れ。
キッチンの蛇口は、いくら修理しても水が完全に止まらない。
水道工事屋さんに相談したら、配管全体が古いので全部交換しないと修理できないし、それにはかなりの費用がかかる。
基礎のヒビ割れがだんだん大きくなり、室内の扉も閉まりにくくなったが、家が傾いているのではないか?
今の家は1981年 (S56)6月以前に建築確認を受けているので「旧耐震基準」で建てた建物。2016年の熊本地震で多くの木造住宅が倒壊したが、自分の家は大丈夫だろうか?
屋根瓦のズレ・外壁のヒビ割れ・外壁塗装をして10年以上経つのでチョーキング(白い粉が手につく)が気になりだした。
このように、古くなったので直さなければいけない所も多いが、ついでにここも模様替えしたいとか、使い勝手が悪く不便だから間仕切りを変更したい等、色々希望を言っていたら、家全体を直す大掛かりなリフォーム=大規模リフォーム=リノベーション(renovation:建物の改修)になってしまった・・・。
・・・現状を変えたいけど、
大規模リフォームと建て替え
どちらを選んだら良いか分からない?
・・・こんなことは珍しいことではありません。
そこで、この問題をどの様に考えたら良いか、整理してみましょう。
リフォームの範囲や規模、グレード、工事金額等によって、小規模、中規模のリフォームと大規模リフォームに分けた場合、建て替え(新築)と比較検討するのは大規模リフォームです。
【参考】 ● リフォーム 「元に戻す」(和製英語)で、一般的に「小規模な修繕」という意味で使われる。 ● リノベーション 「つくり変える」renovation:建物の改修という意味で、一般的に「建物全体に及ぶ大規模なリフォーム」という意味で使われる。 ● スケルトンリフォーム 英語のスケルトンは「骨格」という意味で、建物の主要部分である「構造体」だけを残して、建物の内部(設備を含む)・外部・あるいは両方を解体して、その後に全てをリフォームする・・・という意味です。 リフォームの中で最も大掛かりな工事で、建て替え(新築住宅)よりは費用を抑えられる。リフォームの内容、範囲、グレード等によって異なるが、一般的に家を新築する1/3~2/3程度の費用(600~1200万円)位が大体の目安と言われています。 |
ただし、リノベーションを「総合リフォーム・大型リフォーム」と言う場合もあり、3つの言葉の明確な定義・区別はありません。
●建て替え
建て替えは新築費用に加えて、既存建物の解体費用、確認申請費用、登記費用、二度の引っ越し費用、仮住まい費用等、色々掛かります。
しかし、予算のことを抜きに考えたら、イチから自分の思い通りに作るので、大規模リフォームより満足度が高いのは当然です。
●大規模リフォーム
大規模リフォームは、建物の一部を残して解体し、残った部分を活用するので、建て替えよりも費用を安く抑えることができます。
しかし、解体工事は手作業で手間がかかるので人件費がかさみ、補強も必要になります。
それに隠れた部分については、解体してみないと分からないことも多いので、追加費用が発生することがあります。そこで追加費用を出さないようにすると、見積もりの段階である程度の予備費を見ておくことになりますが、思いのほか高額になってしまいます。
(工事者側からすると、本当は“実費精算“が一番安心なのですが・・・)
また、工事の規模や進め方にもよりますが、家具、荷物の移動や、工事中の不便な生活、家族のストレスや健康の心配を考えた時、工事中は一時的に引っ越ししたほうが、工事が早く終わるし、ストレスや健康の心配も少ないので、引っ越しをした方が良い場合があります。
日本は、世界でも1、2を争う地震多発国ですが、大きな地震がある度に、国が定める建物の耐震基準のハードルが高くなっています。
従って、新しい材料、新しい工法や技術、より厳しい耐震基準(地盤補強を含む)でイチから作った建て替え(新築住宅)の耐震性は、地盤はそのままで大規模リフォームをした家より優れているのは当然です。
従って、昭和56年度に建築基準法が改正される前の、旧耐震基準で建てられた住宅は耐震性に問題があるので、リフォームを選択する場合は、耐震診断と耐震補強が必要と考えられるので、その費用も考えておきましょう。
一般的には、基礎や構造に問題がある場合は、新築と同じ位のリフォーム費用が掛かる可能性があります。
【参考】 ● 1923年(T12) 関東大震災 ● 1924年(T13)・市街地建築物法施行規則改正 ● 1950年(S25)・建築基準法施工・・・旧耐震基準 ● 1968年(S43) 十勝沖地震 ● 1971年(S46)・建築基準法施工例改正 ● 1978年(S53) 宮城県沖地震 ● 1981年(S56)・建築基準法改正・・・新耐震基準 ● 1995年(H7) 阪神・淡路大震災 ● 2000年(H12)・建築基準法改正・・・新・新耐震基準 ● 2011年(H23) 東日本大震災 ● 2016年(H28)熊本地震 |
大規模リフォームか、建て替えか?・・・を選択するのは、非常に難しい。
どちらが良いかを検討する場合、
など総合的な判断が必要です。
一番のネックは予算ですが、それ以外に、建物の耐震性や快適性、満足度など、異質なものを総合的に比較検討し、最後は「自己責任」で決めなくてはいけないので、とても悩ましい問題です。
こういうケースは地盤も特に問題はないと判断して良いで、「大規模リフォーム」で良いと考えられます。そうすれば無駄なお金を使わなくて済みます。
ただし、新しい耐震基準に合わせて耐震補強は必要です。
地盤が軟弱で、基礎に大きなひび割れがある、建物が不同沈下して傾いている、床下の水はけが悪くて湿気が多い、雨漏りやシロアリ被害、湿気で土台や柱が腐っている、屋根の棟が凹んでいる等、地盤や建物の構造体(基礎・土台・柱・梁・屋根・外壁等)に重大な欠陥が予想される場合。
「リフォーム」では根本的な解決は難しいし、かなりの費用がかかるので、「建て替え」を選択されたほうが賢明です。
(ただし予算の問題は別)
現在の建物の大きさや間取りが、家族のライフスタイルに合わず、大きさや間取りの変更が難しい場合は、「建て替え」をお勧めします。(ただし予算の問題は別)
建て替える時は、当然現在の建築基準法に従って建て替えることになります。
例えば、前面道路や敷地の状況によっては、建て替えが出来ない場合があります。
今現在、前面道路の幅が4メートル未満でも、昔から建物が建っていれば、取り壊して建物を後退させる必要はありません。
しかし、建て替える時は、私有地であっても建築基準法上の4m道路上には建物を建てられないし(敷地の後退=セットバック)、道路に2メートル以上接していない敷地には、建物は建てられません。
また、建物を建てる時は、現在の建ぺい率や容積率が適用されるので、今の建物より小さい家しか建てられない可能性があります。
従って、建て替えを検討する時は、建築士等に建築基準法上の制約を調べてもらって、希望通りの大きさの家が建てられるか確認する必要があります。
もし、希望通りの家が建てられないのであれば、大規模リフォームを選択することになります。
高齢の方が大規模リフォームや建て替えを検討する時、誰が後何年位住み続けるのか・・・ということも重要なポイントです。
もし、2世帯等で住み続けるのであれば、リフォームローンや住宅ローンを使って大規模リフォームや建て替えをするのも良いでしょう。
しかし、そうでなければ、高齢の方の経済的負担にならない範囲で、優先順位をつけて中規模・小規模のリフォームをする方が賢明です。
また、今まで何回かリフォームをしており、そのお金が勿体ないとか、今の家に愛着もあるという理由で、建て替えより大規模リフォームを選択されるケースもあります。
ただし、既存の構造上、どうしても出来ない間取り等があります。
もし今の土地で、自分の希望が叶わないのであれば、今の家を売って、他の所に住み替えをするのも一つの選択肢です。
大規模リフォーム、建て替えのどちらを選択するにしても・・・
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