生活の仕方や工夫で、軽減できる結露対策とは?

梅雨はともかく、真冬は乾燥しやすい季節なのに、断熱されていない窓のガラスに結露が発生し、水が滝のように流れ、悩まれている方も多いでしょう。

これは、部屋の中の熱は、およそ40%が窓から放出されており、室内の空気が外の冷気と接する窓によって冷やされ、空気中の水蒸気が水になるためです。

結露は、構造上(断熱施工等)の問題等もありますが、私たちの生活の仕方にも原因があるのです。
 

それでは、結露の原因となる湿気はどこからやってくるのでしょうか?
湿気の一番分かりやすい発生源は、白い湯気のたちこめるバスルームやキッチン、それに鍋料理。

それだけでは有りません。
冬の寒い季節には、暖房は欠かせませんが、特に注意したいのは、昔ながらの灯油やガスの開放型ストーブです。その水蒸気の発生量は、6〜8畳用の標準的なストーブで1時間にコップ約2杯分(400cc)。

さらに、ストーブの上にやかんなどを乗せてお湯を沸かしていると、部屋の湿度はあっという間に上昇してしまいます。これ以外に、部屋の中に干した洗濯物 や観葉植物や観賞魚の水槽、 人やペットの呼吸・発汗 も忘れてはいけません。
そこで、「生活の仕方を変えることによる結露対策」を考えて見ましょう。

24時間換気システムの「音が気になる」「電気代がもったいない」等の理由で、換気システムを止めると、悪い空気や水蒸気が排出されないので、要注意です。
 

換気設備の保守点検をしましょう。
フィルターにゴミや虫の死骸などが詰まっていては、十分な換気が出来ないので、時々フィルターを掃除しましょう。

水蒸気が発生しないエアコンが良いのですが、電気代が気になります。そこで、開放型ストーブ、加湿器を使う時は、十分換気をしましょう。
24時間換気システムでは、不十分なので、熱交換型換気扇を付けるとは、外に逃げる熱が少なくなるので経済的です。

また、窓を開けて湿気を外に出す方法もあります。
室内に洗濯物を干したり、室内に何鉢もの観葉植物を置いたり、熱帯魚の水槽が多くある場合は十分換気をしましょう。
 

但し、一番の対策は、家の断熱性能を高めることなので、断熱改修工事をされると良いでしょう。

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